子宮がん検診は一年に一度が基本です。なにも症状が無くても年一回です。理由があります。
毎年検診を受けている方は万が一検診でガンが見つかっても早期に発見する事ができます。
早期に発見できれば比較的楽に子宮ガンが治るのです。
子宮ガンで命を落とした日本人女性は昭和49年(1974年)頃までは、
胃ガンに次いで多かったのです。現在はずいぶん減り、8位(平成12年 2000年)です。
ただし、子宮ガンになる女性は減っていないのです。
亡くなる方が減っていると言うことは治っているのです。検診制度が普及したためです。
診断技術、治療技術の進歩も貢献していることも言うまでもありません。
検診以外にも不正出血があった場合には産婦人科を受診することも必要です。
早期発見できれば子宮ガンは治るのです。
子宮がん検診は20才以上の女性が対象です。
60歳以上の方から「まだこの年で検診に行かなければいけませんか。」と質問を受けることがあります。
お年をとっても子宮があるかぎり子宮ガンになる可能性があり、検診に卒業はありません。
子宮があるかぎり、検診を受けてくださいとお話しています。
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