メトホルミンは、ダイエットやアンチエイジングなどの効果を期待した薬として処方される医療用医薬品です。
医療用医薬品ですが、病院に行かなくても、DMMクリニックで処方してもらえますよ！
クリニックによって費用が多少異なりますが、たとえばDMMクリニックは他のクリニックと比べてお手頃価格でメトホルミンを入手できるのでおすすめです。
※上記のリンクからDMMクリックのダイエットサイトへ飛ぶことができます。飛んだ先のページにメトホルミンは記載されていませんが、ちゃんと取り扱いはありますのでご安心ください。
この記事では、メトホルミンの効果から副作用の危険性、口コミ、購入方法まで詳しく解説します。
- メトホルミンの効果
- どれくらいで効果が出るのか
- メトホルミンの副作用
- メトホルミンとダイエット薬は併用OK？
（GLP-1、SGLT2、飲み合わせできない薬） - メトホルミンはどこで売っているのか
※先に知りたい項目があれば、上記の中から選んでタップ/クリックするとスクロールできます。
メトホルミンとは？
- 長年にわたって糖尿病の治療に使われている薬
- ダイエット効果が期待できる薬として処方されることも
メトホルミンは1950年代から糖尿病の治療に使われている薬です。
米国では1990年代に認可し、現在では糖尿病治療の第一選択薬となっています。
日本でも2型糖尿病治療薬として使用されており、比較的安価でありながら有効性があるため、糖尿病患者の経済的負担を少なくするメリットがある薬です。
参考：糖尿病ネットワーク
一般的には糖尿病治療で処方される薬ですが、クリニックではダイエット効果が期待できる薬として処方されることもあります。
メトホルミンで期待できる効果
ダイエット
メトホルミンはダイエット効果が期待できる薬として使用することもあります。
DMMクリニックでも、以下のような効果に期待してメトホルミンが処方されます。
- 糖の吸収を抑え、急激に血糖値が上がることを防ぐため、体重が増加しにくくなる
- 糖の筋肉などでの利用や脂肪のエネルギーへの変換を促進
- ダイエットに伴う筋肉量の低下を防ぐ、基礎代謝の低下を防ぐ
参考：DMMクリニック
他のクリニックでも、「満腹感が続く」「食べ過ぎ予防」「糖分が排出されやすくなる」といったダイエット効果を期待して、メトホルミンが処方されています。
脂肪燃焼促進
メトホルミンの内服でGLP-1の量が体内で増えます。
血糖値を下げる働きをする体内にあるホルモン。
基本的に、外部からの注射の薬や内服薬、GLP-1のサクセンダとかリベルサスで摂取します。
メトホルミンの内服により、間接的ではありますがGLP-1の濃度を高めることができ、エネルギー源として脂肪が利用されて脂肪燃焼作用へとつながります。
さらにメトホルミンは筋肉の収縮力を上げる働きもあるため、脂肪燃焼だけではなく、筋肉を残しながら脂肪だけを減らす作用もあります。
筋肉を残すことは太りにくい体質にするためにも大切です。
エイジングケア
メトホルミンはエイジングケアを目的に美容皮膚科などで処方されることもあります。
- 活性酸素を抑制する
→活性酸素が過剰に作られると、肌にとって必要な成分のコラーゲンやエラスチンを減少するため、シワやたるみ、シミなども起こりやすくなる - 炎症反応を抑制して筋肉を衰えにくくする
→筋肉の線維化や組織の硬化といった筋肉の衰えを防ぐ働きが期待できる
参考：渋谷駅前おおしま皮膚科
メトホルミンを服用することで、活性酸素の抑制や炎症反応の抑制の働きがあり、美肌やエイジングケアの効果が期待できるようです。
なお、2017年にインドネシアのグループによって発表された研究では、メトルミンを投与することで、平均歩行速度の改善があり、メトホルミンに筋肉量や筋肉の収縮力を増加させる効果があることが示唆されました。
- 対象：120人の筋肉量が減少した状態の高齢者（メトホルミン投与群60人と非投与群60人）
- 調査内容：16週間後の歩行速度や、握力、生活の質などを比較
研究により、メトホルミン服用により筋肉が衰えにくくなるアンチエイジング効果が示唆されています。
寿命を延ばす
英国で研究がおこなわれ、「メトホルミンが寿命を延ばす」という研究報告がされています。
- メトホルミンを投与したマウス
→投与していないマウスに比べて寿命が5%延びることが明らかになった
- メトホルミンを投与した70代の糖尿病患者
→糖尿病でない人に比べ死亡率が15%減少
（約7万8,000人の糖尿病患者と約7万8,000人の糖尿病ではない人が対象）
- がん予防の効果があるという研究も多数報告
→インスリン産生量を増大させないため
→がん抑制遺伝子を活性化する作用がある
→血管にダメージを与える活性酸素が増えるのを防ぐ抗酸化作用もある - 心血管疾患の発症リスクを減少させることが確かめられた
→メトホルミンは他の治療薬と比べて2型糖尿病患者の動脈硬化を抑制するため
参考：糖尿病ネットワーク
以上のことが、メトホルミンを使った研究により明らかになりました。
ダイエットや美容目的でメトホルミンを服用したい方は、まずクリニックに相談することが第一です！
メトホルミンはどれくらいで効果がでる？
平均６ヶ月で体重減少効果が期待できる
※個人差があります。
上のグラフは、メトホルミンを投与後どれくらいで体重減少の効果が期待できるのかを表した、千里中央駅前クリニックのデータです。
「26週（約６ヶ月）から体重減少効果が認められた」との結果がでています。
他にもメトホルミン投与による体重減少の研究・調査をしているところはあります。
たとえば以下は、2012年のドイツの研究結果です。
参考：2012年のドイツの研究結果｜非糖尿病肥満者におけるメトホルミンの減量効果
- メトホルミン6ヶ月投与：平均で体重減少が5.8kg（5.6%）
- メトホルミン6ヶ月非投与：平均で体重増加が0.8kg（0.8%）
こちらの研究でも、メトホルミン６ヶ月投与で体重減少効果がでていることがわかりました。
※個人差があるため、すべての方に体重減少効果がでるわけではないこともご承知おきください。
メトホルミンの副作用
最も頻度が高い副作用は胃腸障害（消化器系）
メトホルミンの副作用として最も多い症状が胃腸障害です。
メトホルミンは胃を締める作用があるので、内服後にたくさん食べると吐き気が出やすくなります。
また、消化の動きを良くする作用により、下痢になることも。
しかし1～2週間ほど内服を続けると、胃腸障害の副作用が出ていた人も症状が落ち着くケースが多いようです。
※副作用にも個人差があります。症状がひどい場合や治らない場合は、必ず医師に相談してください。
メトホルミンの副作用
| 5％以上 | 0.1〜5％未満 | 0.1％未満 | 頻度不明 | |
|---|---|---|---|---|
| 消化器注1） | 下痢 | 食欲不振、腹痛、悪心、嘔吐、腹部膨満感、便秘 | 消化不良 | 胃炎、胃腸障害、放屁増加 |
| 血液 | 貧血、白血球減少、血小板減少、白血球増加、好酸球増加 | |||
| 過敏症 | 発疹 | そう痒 | ||
| 肝臓 | 肝機能異常 | |||
| 腎臓 | BUN上昇、クレアチニン上昇 | |||
| 代謝異常 | CK上昇、ケトーシス、乳酸上昇、血中カリウム上昇、血中尿酸増加 | |||
| その他 | 全身倦怠感注1）、頭痛、頭重 | 眠気 | 筋肉痛注1）、めまい・ふらつき、味覚異常、浮腫、動悸、発汗、脱力感、空腹感、ビタミンB12減少注2） |
注2）長期使用によりビタミンB12の吸収不良が出る可能性あり
注）発現頻度は使用成績調査を含む
メトホルミンの重大な副作用
| 副作用 | 詳細 |
|---|---|
| 乳酸アシドーシス | 乳酸アシドーシス（血中乳酸値の上昇、乳酸／ピルビン酸比の上昇、血液pHの低下等を示す）は予後不良のことが多い。 一般的に発現する臨床症状は様々であるが、胃腸症状、倦怠感、筋肉痛、過呼吸等の症状がみられることが多く、これらの症状があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、必要な検査を行うこと。 なお、乳酸アシドーシスの疑いが大きい場合には、乳酸の測定結果等を待つことなく適切な処置を行うこと。 |
| 低血糖 | 低血糖症状（初期症状：脱力感、高度の空腹感、発汗等）が認められた場合には、糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと。 ただし、α-グルコシダーゼ阻害剤（アカルボース、ボグリボース、ミグリトール）との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すること。 |
| 肝機能障害、黄疸 | AST、ALT、Al-P、γ-GTP、ビリルビンの著しい上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。 |
| 横紋筋融解症 | 筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがある。 |
腎機能障害がある人は服用できない【注意！】
腎機能障害がある人は、絶対にメトホルミンを服用してはいけません。
腎臓に病気がある人がメトホルミンを服用すると、「糖尿病性ケトアシドーシス」といって意識混濁状態になる危険な病気が発症してしまいます。
隠れた病気を発症している可能性もゼロではないので、メトホルミンを服用する前にクリニックで採血してもらうと安全・安心です。
お酒に弱くなる
メトホルミンは肝臓で糖が新しく作られるのを防ぐ効果があることがダイエット効果につながっていますが、一方で肝臓の働きを少し弱めてしまうため、お酒を飲む人は要注意です。
しかしメトホルミンは接種後12時間程度で体からなくなります。
そのため「明日お酒を飲む→前日はメトホルミンを飲まない」といったように、お酒を飲む時間にあわせてメトホルミンの内服をやめて調整すれば、飲酒しても影響はありません。
その他の注意点・禁忌
- 糖尿病治療中の方は服用できません。
- 18歳未満の方、65歳以上の方は服用できません。
- 妊娠中、授乳中、妊活中の方は服用できません。
メトホルミンの副作用でもっとも出やすいのは、下痢などの消化器系です。
副作用の心配がある方は、事前に医師に相談しましょう。
メトホルミンの服用が向いている人
- ダイエット効果を期待したい人
- 食事制限や運動だけでは痩せられない人
- 健康診断でメタボを指摘された人
- 糖質や中性脂肪が気になる人
- 費用を抑えてゆっくりと体重を落としたい人
参考：渋谷駅前おおしま皮膚科
参考：YouTube · メディカル予防チャンネル【yoboメディカルクリニック】
メトホルミンを服用することで期待できる効果は、ダイエットや脂肪燃焼、アンチエイジングなど。
これらの効果を期待したい人に、メトホルミンの服用が向いています。
メトホルミンは医療用医薬品で、WEBクリニックで処方してもらえます。
クリニックによって費用が多少異なりますが、たとえばDMMクリニックは他のクリニックと比べて安くメトホルミンを入手できるのでおすすめです。
※上記のリンクからDMMクリックのダイエットサイトへ飛ぶことができます。飛んだ先のページにメトホルミンは記載されていませんが、ちゃんと取り扱いはありますのでご安心ください。
メトホルミンの効果的な飲み方
ダイエット目的でメトホルミンを使用する場合、効果的な飲み方を紹介します。
| 期間 | 飲み方 |
|---|---|
| 服用開始～1ヵ月目 | 1回1錠250mgを 1日2回（朝・夕） ※食事前もしくは食後に |
| 服用後1ヵ月過ぎたら | 1回1錠500mg※を 1日2回（朝・夕） ※食事前もしくは食後に |
メトホルミンとダイエット薬の併用
- GLP-1やSGLT2阻害薬との併用で相乗効果が期待できる
※ただ、副作用のリスクにも注意 - メトホルミンとの飲み合わせに注意が必要な薬がある
- メトホルミンと他の薬を併用する場合は必ず医師に相談！
メトホルミンと併用可能なダイエット薬
GLP-1（リベルサス、オゼンピック、サクセンダ、マンジャロなど）
GLP-1受容体作動薬は、以下のような効果が期待できる薬です。
- 血糖値の上昇を抑える
- 食欲を抑える
- 満腹感を得る
- 脂肪の燃焼を促進する
- 内臓脂肪を減らす
など
メトホルミンとGLP-1を併用するとどうなる？
| 効果 | ・GLP-1分泌促進作用の増強 ・糖代謝改善効果と食欲抑制効果が相乗的に働く ・強い体重減少効果が期待できる |
|---|---|
| 注意点 | ・副作用が起こりやすくなる危険性 |
SGLT2阻害薬（ルセフィ、フォシーガ、カナグル、スーグラなど）
SGLT2阻害薬は、以下のような効果が期待できる薬です。
- 糖代謝の改善
- 体重の減少
- 心血管合併症の抑制
など
メトホルミンとSGLT2阻害薬を併用するとどうなる？
| 効果 | ・血糖値の改善効果 ・体重減少が促進 ・心血管リスクの低減 |
|---|---|
| 注意点 | ・副作用が起こりやすくなる危険性 ・乳酸アシドーシスの発現リスクが高まる可能性 |
効果を高めたいからといって、自己判断でメトホルミンとダイエット薬を併用するのは厳禁です。
薬の併用は副作用のリスクがあるので、必ず医師に相談してください。
メトホルミンと飲み併せてはいけない薬【併用注意の薬】
| メトホルミンとの併用注意の薬 | リスク |
|---|---|
| ヨード造影剤 一部の抗生物質（ゲンタマイシンなど） 利尿剤 | 乳酸アシドーシス（胃腸障害、けん怠感、筋肉痛、過呼吸など）の副作用のリスクが高まる |
| 糖尿病治療薬 β遮断薬（心臓病治療薬） モノアミン酸化酵素阻害剤（パーキンソン病治療薬などとして使われる薬） | 低血糖の副作用のリスクが高まる |
| アドレナリン 副腎皮質ホルモン 甲状腺ホルモン 卵胞ホルモン 各種利尿剤 ピラジナミド イソニアジド ニコチン酸 フェノチアジン系薬剤 | メトホルミンの血糖値を下げる働きが弱くなる |
| シメチジン ドルテグラビル ビクテグラビル バンデタニブ | メトホルミンの排泄を阻害する |
| イメグリミン塩酸塩 | 消化器症状の副作用のリスクが高まる |
該当する薬を服用している場合は、事前にクリニックに相談しましょう。
メトホルミン服用時に過度の飲酒をすると副作用が起こりやすくなるため、飲酒も避けてくださいね。
メトホルミンはどこで売っている
メトホルミンは医療用医薬品なので、医師の診察が必要です。
病院・クリニックで処方してもらう場合、保険適用と自由診療の2パターンがあります。
| 保険適用 or 自由診療 | 目的 |
|---|---|
| 保険適用 | 2型糖尿病の治療 |
| 自由診療 | 2型糖尿病の治療以外 ・ダイエット ・肥満治療 ・アンチエイジング ・その他の美容目的 ・不妊治療（多嚢胞性卵巣症候群の改善） |
2型糖尿病の治療以外（ダイエットなど）は自由診療なので、自費になります。
自由診療でメトホルミンが処方された場合の費用はクリニックによって差があるため、クリニック選びは重要です。
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| 診察料 | 0円 | 0円 | 0円 | 1,100円 |
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0円 | 550円 | 実績100万件*の診療実績 |
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